やり過ごしの日々日記

〜想いのつぶやきあれこれ〜

出来事

昨晩に母親の亡きお兄さんの嫁さんが亡くなったようだ。つまり、私の亡き祖母と同居していた嫁さんだ。

今朝、その知らせを母親が起床し、電話を出て、驚き、大きく動揺し、声を吐き出していた。不思議なものだ、過去、色々と思い出もあるだろうが、嫌なことをされてきた人にも関わらず、残念がっていたようだった。

また、知らせを母から聞いた父も、大仰で白々しくリアクションしていた(父は自分も本当に死ぬと思っていないから、そういうリアクションになっている、と私は思っている)。

しかしながら、父も必死で、自分も驚いているんだ、ということを電話の向こうの母の親戚にも感じてもらえるように、おべんちゃらを言っていた。父が普段言わないような「お姉さんが亡くなったと聞いて!」、と言った瞬間、母は横で失笑していた(「お姉さん」に反応)。

女性だな、と私は思った。死んだ話をしてるのに、あれほど動揺してた母が、失笑したのだから(感情豊かで、理性より感情優位)。

 

そして、私は昨日から念頭にあった、街へ買い物することを考えている。

翻って、私は、本当に自分が死ぬと思っているのだろうか。それはわからない。なぜなら、死は観念だからだ。人間関係に苦しむ経験は多くの人が経験しているが、死を経験した者はこの世に存在しない。

私は、このまま時間が流れ、死ぬのかなぁ。それでいいのかなぁ。よくはない、手立てがないのだ。