過去、女性アーティストの曲も私のポータブルプレーヤーには入っていました。例えば、鬼束ちひろやカーペンターズ。しかしながら、先日、曲の整理をして聴かないので削除しました。
自然と、これまであまり女性ボーカルの歌は聴きません。なぜか考えてみたのですが、基本的な部分で、私は葛藤や苛立ち、闇から光へ、懐かしさ、のような物語性を感じる青臭い歌が好きなようです(最近は少し変化してきましたが)。
女性は、母性性も持っています。人を包摂するような歌い方だと思います。恐らく、それが私には、どこか響かないのだと思います(あるいは趣味じゃない)。
性に合うミスチルや尾崎豊は、感情の吐露、叫びの歌がよく似合う。私たちの抑圧された欲望を代弁して歌うから、今も支持されているのだろうと思います。
最近、以前から知ってはいたのですが、あいみょんというアーティストの歌番組を観て、惹かれました。
彼女は、ボーイッシュというのも違くて、中性的な印象です。声質も無意識の内に引きこまれるのですが、どこか懐かしいような、聴いたことのあるような、そんな楽曲が魅力的です。
また、ミスチルとあいみょんに共通していることは、歌番組の際、夕焼け色の照明が似合うアーティストということ。なんだか、あの光景が心に染みるんだ。
あと、あいみょんをおじさんだ、という人もいたな。なんとなくわかるな笑。
あまり、この時世、男女区別に話すのは私も好まず、憚った方がいいのですが、私の偏見でした。