ひきこもり問題の先駆者の精神科医・斎藤環氏の新書「自傷的自己愛の精神分析」を読んだ。
良書だ。全体を通して、根底にある問題は「承認=つながり」だ。
私は、「自己愛」について、いまひとつはっきりしない概念を持っていた(自分大好きでもなく、自己肯定感でもなく、自信やプライドでもない)。それが、明確になった。「自己愛」とは、「自分自身でありたい」という欲望。そして、欲望の中には、自分が好き・自分が嫌い・自分がわからない、も全て含まれていること。
話変わって、隙間バイトの募集がなく、日々退屈だ。
学校用務員の書類選考の結果は、今週だろう。
マッチングアプリで、好みの人とLINE交換が叶ったのだが、とても忙しい人ではあるのですが、既読になれど、返信が来ない。それについて、あーだ、こーだ、妄想を膨らませ、やきもきしてる自分に辟易している(退屈だからだろう)。
自傷的自己愛は、もっか、少なからずの人が抱え込みやすいものだ(自分は価値がないとか)。
いくつか、本では、即効性はないが、地味だが確かな回復方法とあり、身体のケアが、まず身近にできるものです。少なからず、人は自分を責める性質がありますので、改めて、みなさんも自分の身体を労わってあげて欲しいと思います。
私も、今週は銭湯に行って、リフレッシュしてこようと思います。
※「自傷的自己愛」とは、斎藤環氏の造語であり、自分のことを否定や卑下し、しかし、その根底には、確かな「自己愛」がある人のことです。